健康と生活習慣|⑥ 歯・口腔の健康

「むし歯」や「歯周病」は歯を失う2大原因ですが、症状が進むと自然に治ることはないため、予防がとても重要です。

歯の本数と寿命には関連性があることが知られています。

むし歯や歯周病の予防のためには次のようなことを日常的に行うことが大切です。

1)適切な歯みがき習慣を身に付ける(ホームケア)

毎日の歯みがきのうち少なくとも1日1回は、歯間ブラシやフロスなどを使い、時間をかけて(10分程度)歯垢を落としましょう。

歯みがき剤はフッ素入りのものを使い、むし歯を予防しましょう。

2)よくかんで食べる習慣を身につける

唾液には口の中を清潔に保つ自浄作用があります。

そのため、よくかんで唾液の分泌を増やすことは口の中を清潔に保つことにつながります。

さらに、よくかむことは脳の満腹中枢を刺激して食べ過ぎ防止になり、肥満をはじめ多くの生活習慣病の予防につながります。

さらに、脳全体の血流量を増やして脳細胞を刺激する作用もあり、集中力アップや認知症予防も期待できます。

3)かかりつけ歯科医を持ち、定期的な歯科健診や予防処置を受ける(プロフェッショナルケア)

歯や歯肉のチェック、歯みがき指導、ホームケアでは清掃できない部分まで行う専門的なメンテナンスを定期的に受けることによって、歯周病やむし歯の予防、早期発見・治療が可能となります。

歯と口腔の健康と、全身の健康とのかかわり

歯周病とは、歯と歯ぐきの間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症が起こる病気です。 進行すると骨を支える組織が壊され、最後には歯が抜け落ちることもあります。 感染した細菌は、歯肉の上皮組織の断裂を引き起こし容易に血管に進入します。 細菌が血流にのり全身にまわって臓器などに定着することで、様々な病気の原因になることが明らかになっています。

最近の研究では、歯周病と脳血管障害やメタボリックシンドロームとの関連も指摘されています。

これらの疾患を防ぐためにも、日々の口腔ケアはとても重要です。
歯周病により起こりえる病気
心臓疾患
脳血管疾患
動脈硬化
歯を失い痴呆症を誘発
関節炎
胃炎・消化器疾患
早産・低体重出産など
2015.11.30
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