あなたは大丈夫?意外なことと寿命の関係 ①

老け顔の人、毎食ご飯や白パンを食べる人は要注意!

今回のテーマは、意外なことと寿命の関係について。

寿命に関係ないと思っていた、思いもかけないことが、寿命を縮めることがあります。

今回の健康情報は、老け顔及び白米や白パンと寿命の関係についてご紹介いたします。

老け顔の人は要注意!

老け顔の人は、寿命が短くなるとされています。その根拠が次の研究報告です。

ユーア・クリステンセン教授(南デンマーク大学)のグループの報告

双子の見た目
  • 南デンマーク大学で老化医学を専門としているユーア・クリステンセン教授のグループは、70歳以上のデンマーク人1,826人の双子を対象に見た目の年齢を調べ、更にその後の死亡率を7年間(2001~2008年)にわたって追跡調査した。
  • その結果、7年間に全体の37%に当たる675人が亡くなった。
  • その多くは2001年の時点で老けて見られた人たちの方で、死亡率は若く見られた人たちの1.9倍だった。
  • 若く見られた人たちが、より長生きする傾向があり、更には、見た目の年齢の差が大きいほど、老けて見えた双子の片方が早く死亡していた。
  • 見た目年齢が実年齢より若い人ほど、身体機能、握力、認知機能が高かった。
  • 暦年齢、性、成育環境、身体・認知機能で補正後も、見た目年齢と寿命の関連性は変わらなかった。

見た目年齢は、主に顔の「たるみ、しみ、しわ、くすみ」により判断されます。

これらが少なく、実年齢より若く見られる方は、自分は長生きできそうと期待しても良いでしょう。

しかし、なぜ、老け顔の人の寿命が短くなって、見た目年齢が若い人の寿命が長くなったのでしょうか。

老け顔の人の寿命が短かった理由

「たるみ、しみ、しわ、くすみ」が発生する大きな原因の1つが高血糖(糖尿病)です。

血糖値が高いと、血液中に溢れた糖が体内のたんぱく質と結合(糖化)して、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる老廃物が作られます。

パンを焼くと茶色くなって、固くなりますが、体内のたんぱく質が糖化してAGEsになると、パンと同様に茶色く硬くなります。

皮膚はコラーゲンなどのたんぱく質で構成されており、糖化により硬くなると肌のハリや弾力が失われて「たるみ・しわ」の、茶色くなると「しみ・くすみ」の原因になります。

糖化のイメージ

糖化が進むと、肌の「たるみ・しわ・しみ・くすみ」など、目にみえる老化を促進するだけでなく、糖尿病・動脈硬化・癌・アルツハイマー型認知症などの発症の要因となるとされています。

つまり、老け顔の人は見た目年齢が若い人に比べて血糖値が高い可能性があり、血糖値が高いと様々な病気を発症する可能性も高く、寿命が短くなったと考えられています。

2023年12月01日
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