難聴の予防
聞こえにくい人は補聴器を使用
難聴になると、人や社会とのコミュニケーションをつい避けがちになってしまうなどの理由で認知機能が低下しやすいと考えられています。万が一、難聴になってしまった場合は、補聴器を使いましょう。
2024年の日本人の平均寿命は女性87.13年、男性81.09年ですが、皆さまは、何歳まで生きたいでしょうか。また、自分は何歳まで生きると思いますか。
80歳、90歳、100歳など人により様々だと思いますが、私は欲張りで、切り良く100歳まで生きたい。目標は、きんさん・ぎんさんです。(古い例えですみません。知らない方は検索をお願いします。)
しかし、ただ生きるだけではダメで絶対に楽しく生きたい。そのために必須なのが、体と頭の健康です。
今回の健康情報は、頭の健康に必要な「認知症予防」についてお知らせ致します。
九州大学が発表した年齢別の認知症の有病率です。
有病率(ゆうびょうりつ)とは
ある一時点において、特定の集団内で病気(または特定の健康状態)を持っている人の割合です。新規患者だけでなく、すでに治療中の患者も含むため、病気の「蔓延(まんえん)度」や慢性疾患の負荷を示す指標として利用されます。
出典:認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究(九州大学)
研究結果を単純にあてはめた場合、90歳まで生きると(生きてしまうと)女性は2人に1人以上(55.1%)、男性は3人に1人以上(36.6%)の方が認知症を発症する計算になります。
100歳まで楽しく生きたい僕には、非常に心配な研究結果ですが、良い話もあります。
認知症のリスクは、努力により約40%も下げられることが東海大学の和佐野教授らの研究により理論的に解明されています。
例えば、青年期(12歳以上)の方は、教育不足を回避できると認知症のリスクが1.5%低下します。
頭の健康を維持して楽しく長生きするために、まずは、予防の割合の高いトップ5を実践しましょう。
※リスクが約40%低下。四捨五入のため内訳と合計は一致しない
出典:日本における認知症予防の可能性:14個のリスク因子の集団寄与危険割合とリスク低減による効果の予測(和佐野浩一郎)
難聴になると、人や社会とのコミュニケーションをつい避けがちになってしまうなどの理由で認知機能が低下しやすいと考えられています。万が一、難聴になってしまった場合は、補聴器を使いましょう。
運動は、全身の血流がよくなり脳にも酸素や栄養が供給されるなどの理由で認知機能の低下を抑制します。体に無理のない範囲で、ウォーキングなどの運動を行いましょう。
LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、動脈硬化を促進させて脳の血流を悪化させ認知症を促進するとされています。動物性の油の摂取を減らし、魚の油を増やすとLDLコレステロールが低下します。肉を減らして魚を食べるようにしましょう。
社会的に孤立すると、会話が減るなどの理由で脳への刺激が減少して認知症の発症リスクが高まると考えられています。仲間と趣味を楽しむなど、孤立を回避しましょう。
血糖値が高いと、脳の血管や脳そのものにダメージを与えるなどの理由で認知症を促進すると考えられています。糖尿病の大きな原因の一つが食事の摂り方です。野菜など食物繊維の多いものを先に食べてごはんやパンなど炭水化物を後に食べると血糖値が上がりにくいとされています。食べる順番に注意しましょう。
健康は、毎日の積み重ねが大切です。
14の生活改善を全てを実施することは困難ですが、脳の健康を守るために出来る範囲で実践していきましょう。
ちなみに100歳以上の日本人、1963年は153人しかいませんでしたが、2025年は99,763人と大幅に増加しています。
そして将来的には、70万人台にまで増えるとも予測されているそうです。認知症予防は、今後更に重要になっていきます。